生コンクリートって?Ready-mixed concrete
生コンクリートの基本知識
生コンクリート(以下「生コン」)とは、硬化していないコンクリートのことです。「フレッシュコンクリート」「レディーミクストコンクリート」とも言われます。生コンはセメント、水、砂、石を混ぜて作られ、水とセメントが化学反応を起こすことによって硬化し、コンクリートとなります。化学混和剤って?Chemical admixture
混和剤で高品質なコンクリートを作る
混和剤とは、生コンを練り混ぜるときに使用する材料の一つで、コンクリートの品質や性能を改善・向上させます。生コンを練り混ぜるときには水やセメントを用いますが、水が多すぎると強度が弱まりますし、セメントが多すぎると練り混ぜにくくなり、作業性の低下につながります。混和剤を使用することで、少ない水量で作業性の高い生コンを練り混ぜることができ、高品質なコンクリートを作ることができます。混和剤を使うと
どうなるの?混和剤の役割
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高層ビルの建設
高層ビルに使われるコンクリートには高い強度が求められます。高性能AE減水剤を使用することで強度と作業性を両立した良質なコンクリートの製造が可能となります。
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コンクリート二次製品
生コンを工場で製品の形に加工したものをコンクリート二次製品といいます。道路脇の側溝、道路の縁石、護岸ブロックや大型な擁壁など様々な形があります。高性能減水剤や肌面改良剤を使用することで美しい肌面にすることが可能です。
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高速道路建設や都市高速
高速道路建設におけるコンクリートは、数十年単位で安全が保障される耐久性が求められます。人々の産業を支える高速道路には、高品質なコンクリート製造のための混和剤が必要不可欠です。
どんな混和剤を
使っているの?製品の紹介
AE減水剤
セメント分散作用と空気連行作用を併有する混和剤です。一般的なコンクリートに広く使用されています。高性能減水剤
高い減水性能と優れたスランプ保持性能を有します。コンクリート二次製品や高強度コンクリートなどに使用されます。高性能AE減水剤
高い減水性能と優れたスランプ保持性能を有します。一般のコンクリートから高強度コンクリートや高流動コンクリートまで幅広く使用されています。流動化剤
あらかじめ練り混ぜられたコンクリートに、あとから添加することで流動性を増大させます。剥離剤
型枠などに塗布することで、剥離性を向上させます。またコンクリート面の気泡を抑え、なめらかで美しい仕上がり面になります。養生剤
コンクリート表面に塗布することで、コンクリート打設直後のプラスティック収縮ひび割れや、脱型後のコンクリート表面の急激な乾燥を抑制します。